石川県のひがし茶屋街近辺にお住まいのお客様に来店頂き、後日数点の茶道具をお譲り頂きました。
売却例の説明
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事前にお電話を頂いていた石川県金沢市のお客様で、「電話ではとても丁寧に対応していただき、ホームページを見ているとお店も魅力的で、納得のいく説明をして頂きました。」と話され来店頂きました。「お店が駅から近いこともあり、買取依頼をする前に一度伺いました。」とも話され、いろいろ説明させて頂きました。亡くなったお婆さんがアンティークや煎茶道具の蒐集が趣味で、残された品物があり、売却依頼で来店頂いたようでした。来店頂いた結果、当店にお譲り頂く話になり、数点のお 茶道具 を宅配買取でお送り頂きました。今回は先に綺麗な油滴天目茶碗を紹介します。
この作品は作家の作品で、共箱 も付いており、未使用品の非常に綺麗な逸品です。作風 も丁寧に作られており、綺麗な油滴天目模様が素晴らしい 逸品 です。共箱も綺麗で、茶の湯 では 愛好家 の方々に喜んでいただける 逸品 です。「油滴」の名はその美しさが油の滴のようであるところから言われています。
本来の油滴天目は、南宋時代(12〜13世紀)に、中国南部の窯(建窯)で作られた天目 茶碗です。高温の 窯 の中できわめて稀に化学変化をおこし、器の表面にあたかも油滴が飛び散ったような模様を作り出すので、そのように呼ばれております。漆黒の底部から徐々に青みを帯びて縁にいたる色の変化が絶妙であり、本歌の美しい油滴天目茶碗は大変貴重です。