千葉県のお客様より骨董品売却依頼で、関西の骨董店のなかでも当店を選んで頂き、陶磁器を数点お譲り頂きました。
売却例の説明
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昭和の最初頃は、海外にもあまり行けず、このような日本の作品を趣味として集めておられた方が多くおられました。現在、日本美術の絵画や陶芸作品がそのような理由で多く残っております。このお客様も、千葉県の旧家で先代や先々代が趣味で残された多くの作品を処分するのに困っておられ、今回お電話を頂き買取させて頂きました。やはり昔の 骨董品 や 茶道具 は関西のお店が良いと思われ、当店に買取依頼を頂いたようです。
透明感のある青緑色の磁器で、本来の中国で出来た14世紀頃の 逸品 なら非常に高価な作品ですが、作品の裏側の 高台 付近の土も新しく、最近の作家の作品だと思われます。底部の裏側には作家の名が入っております。この 陶磁器 は共箱は有りませんが 保存状態 は良く、キズ等無く綺麗な 逸品 です。本来の 青磁 の 古陶器 なら、非常に高価な価格で取引されております。本来の青磁は中国の昔の古陶器です。
本来昔の青磁の簡単な説明をさせて頂きます。青磁の特徴的な青緑色は、釉薬 や粘土に含まれる酸化第二鉄が、高温の還元焼成によって酸化第一鉄に変化する事で発色します。色艶は全く異なりますが、酸化クロムの還元で発色させる物も青磁と呼ばれます。青磁の陶磁器や 李朝 陶磁器や高麗青磁の売却は、古美術やかたにご相談下さい。