ホームページをご覧になり当店の営業方針を気に入られ、鳥取県のお客様ですが、北大路魯山人の名品を売却頂きました。
売却例の説明
当店の主人と同じような年頃のお客様だと思われますが、断捨離をしておられ、以前に購入された 逸品 を売却したいと思われ、インターネットで当店のホームページをご覧になりお電話を頂きました。遠く鳥取県のお客様ですが、当店の営業方針を気に入られたご様子で、当店では沢山の骨董品や茶道具の品物を価格表示して販売しているので、買取させて頂くときに、お客様に販売価格を提示してお引き取り価格を決定しており、その事が気に入られ、安心してお電話を頂いたようです。LINEで写真をお送り頂き、素晴らしい北大路魯山人の 名品 で驚きましたが、頑張って高値でお引き取り価格を決定させて頂きました。
北大路魯山人の作品で、高さ約31×横幅約26㎝の伊賀焼 花入 です。著名な作家である北大路魯山人ならではの大胆な 作風 で、非常に味わいのある 釉薬 が施されており、どっしりとした存在感のある逸品です。口の形は 古陶器 の 伊賀焼 のように 繊細 に作られており、少し直しも見られますが、その他はひび割れ等無く状態の良い品物です。共箱 に入っており、以前、展覧会 に出品された品物です。
北大路魯山人は、陶芸、漆芸、書、篆刻、絵画、料理など様々な分野で才能を発揮し、独自の美的世界を築き上げました。昭和30年には重要無形 文化財 保持者(人間国宝)に指定されますが辞退し、終始一切の会に所属せず、独自の研究と作風で制作を続けました。晩年の陶芸作品では、魯山人の代表作となる銀彩が生み出され、愛陶家や コレクター に非常に人気があります。そのような作品は、買取価格が五百万円を超えることも多くありますので、売却をお考えのお客様は、是非古美術やかたにお問い合わせ下さい。(No.280)