古いお屋敷を建て替えられる岐阜県のお客様より、茶道具や面白い古道具をお送り頂きました。
売却例の説明
写真が7枚あります。くわしくはこちら
岐阜県中津川市のお客様で古いお屋敷を建て替えられるので、昔の 茶道具 や 古道具 の整理を依頼され、どのように整理すればいいかわからず、また買取価格の査定方法もわからないので、当店のホームページをご覧になり、メールを頂きました。骨董品 や 諸道具 が沢山残されており、昔の抹茶道具や 美術品 など、面白い作品の写真もLINEでお送り頂きました。今回はそのなかの茶杓を紹介させて頂きます。
この 茶杓 は 保存状態 も良く、綺麗な茶杓です。大徳寺 の 塔頭 の太玄和尚の茶杓です。このような綺麗な茶道具は、茶会にも使え、茶の湯では大切にされている逸品です。バブルの頃、数多く大徳寺の塔頭の和尚様の掛け軸や茶杓が出回っていますが、最近では、抹茶の世界は、コロナや人口の高齢化で人気が無く、価格が下がっております。抹茶のお道具より、煎茶道具の方が、中国茶にも使え、価格的には高くなっています。
お茶会で使用する御道具の箱について説明します。お茶会では、始まる前に床の間に共箱を飾り、今日はこの御道具でお茶会を始めますと紹介されます。そしてそれらの 共箱 や識箱は、床の間などに飾りお披露目されますので、共箱や識箱、また宗匠や家元の 書付 のある箱は、綺麗な状態が良く、汚れていると使えない場合があります。やはり保存状態が大切で、茶道具の共箱や書付のある箱は、大切に扱って下さい。当然買取価格も大きく変わってきますので、気を付けて保存してください。