徳島県美波町のお客様より、骨董品売却依頼でアンティークの人形などを宅配でお送り頂きました。
売却例の説明
写真が6枚あります。くわしくはこちら
母が昔に処分したので、骨董品 は何も残って無いと思っていましたが、整理をしていたら押し入れの奥から小さな箱が出てきて、その中に小さな人形の置物や 古道具 と思われる品物が見つかったので、一度見て頂きたいと、薬王寺近くにお住まいの徳島県のお客様よりメールを頂きました。お電話でお話させて頂き、それらの 逸品 を写真に撮りお送り頂きましたが、当店で扱っていない品物もあり、二~三点の品物を買取価格を決定して宅配買取で品物をお譲り頂きました。
この人形は 古代人形 ではありませんが、石膏ボードで簡単に固められて作られた逸品です。傷んでいる所は有りませんが、保存状態 が悪く、蔵シミが入っています。日本のこのような焼き物の人形は、伏見人形が元で作られたものだと思われます。その歴史は江戸時代から始まり、現在まで続いています。民芸品 なので 銘 とかは有りませんが、貴重な庶民の楽しみの一つでした。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
昔の人形なので、日本の土人形の由来を少し説明致します。題費用的な作品は伏見人形で、伏見人形は江戸時代後期に最盛期を迎えた最も古い郷土玩具です。全国で90種類以上もある土人形のなかでも、殆どの土人形の大元が伏見人形で、伏見人形の系統をひいています。伏見人形は型の種類が非常に多いことが特徴のひとつでもあり、彩色の仕方も違うので、伏見人形といってもそれぞれ雰囲気が全く違うところが面白みのひとつでもあります。江戸時代の当時は伏見街道沿いには、約60軒もの 窯元 が軒を連ねておりました。当時子供たちの遊びに使われた楽しい 逸品 で貴重な歴史遺産です。