高齢のお婆さんの代理でお孫さんより買取依頼を頂き、和歌山県まで出張させて頂き、茶道具の香合をお譲り頂きました。
売却例の説明
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直径約 7.5cm 高さ約 2.7cm
「祖母の所有していた 茶道具 を、祖母も高齢なので、私が代理買取をお願いしました。」と和歌山県のお客様よりお電話を頂き、出張させて頂く事になりました。高速道路網も整備され、簡単に近畿地方の和歌山県までは行けるようになり、最近では出張依頼が増えてきております。骨董品 の取引はお金の動く仕事で、お年寄りの場合は、今回の様に代理か、もしくは一緒に若い方に付き添い頂き、間違いのないように後日でも納得頂ける方法が一番で、当店ではこのように心がけております。
この抹茶道具の 香合 は、高盛絵が素晴らしい 名品 で、時代は大正時代前後頃の品物です。漆を立体的に盛り上げ、彩色する 技法 の高盛絵が丁寧に施されております。材質は木製で、木地の杢目の 木味 が面白く、美しい逸品です。これだけの高盛絵と杢目の木味の良さは、最近では見られない 逸品 で、さすが昔の 職人技 が冴える名品です。写真 11のように、猩々斎と 銘 がありますが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、ひび割れ等無く、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。昔の 職人技 が素晴らしい茶道具や骨董品は、高価にお引き取りさせて頂きます。