ホームページをご覧になり、茶道具を宅配でお譲り頂きました。
写真が6枚あります。くわしくはこちら
「本棚を整理していたら、下の引き出しから昔の 古道具 が出てきて、何か分からないので、どうしようかと思っていましたが、ホームページを見て同じ様な 茶道具 を販売しておられるので、電話をさせて頂きました。先代の父が、茶道具や 骨董品 は昔に売ってしまったと聞いていましたが、何故か残っていました。」とも話され、写真を送り頂いて買取価格を決定し数点の諸道具を宅配買取でお譲り頂きました。
この 茶杓 は、井口海仙の自作で、保存状態 も良く綺麗な茶杓でお抹茶の 茶の湯 では好まれる逸品です。題名の菊の露も季節を現した季語で、使いやすい茶杓です。井口海仙と言われる人物は、明治時代に生まれられた、裏千家 十三代家元圓能斎の三男の家元関係の茶人で、本名は三郎、幽静庵の号で活躍された人物です。同志社普通部を卒業後、兄にあたる裏千家十四代 家元 淡々斎の補佐役として活躍させました。日庵理事、淡交会専務理事等をつとめ、大正、昭和の茶道界の発展に貢献されました。多くの掛け軸や茶杓等の茶道具を残されております。井口海仙は文才にも長じ、各誌に茶道研究、随筆を発表されたり、文壇、演劇界等に多彩な交流を持っておられました。
古美術やかたは、売却頂いた品物に販売価格を表示し、直接店頭販売しております。素人判断せずに、箱がボロボロで汚いだけの品物でも遠慮せずお持ちください。