昔集められた刀装具を骨董品売却依頼で、岡山県高染市のお客様に観光ついでに来店頂きお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が17枚あります。くわしくはこちら
横幅約 1.5cm 長さ約 9.7cm 厚み約 0.4cm
単身赴任で昔関西に居た頃祇園骨董街の近くに住んでおられて、その頃は古美術 骨董品 に趣味を持たれ、その頃集めておられた 刀装具 だと話されお持ち頂きました。このお客様は岡山県にお住まいですが、最近では趣味も無くなり売却したいので、昔に買い求めた祇園骨董街の専門の骨董店の方が安心出来ると考え、祇園に来られたついでに古美術やかたに買取って頂こうと思われ来店頂いたようです。
材質は四分一です。写真をご覧のように 象嵌細工 や彫金細工が丁寧に施されており、古い時代 の、味わいのある 職人技 が冴える 逸品 です。「月光興」と 銘 が入っており、京都金工の名門である大月派の大月光興（1766年～1834年）の作品です。大月光興は絵を岸駒に学び、長沢蘆雪とも親交があったと言われています。光興の 作風 は、正に絵風であり、彫法は高彫 色絵、片切彫 平象嵌 と共に巧みな 技法 で、京金工の三名工の一人に挙げられております。採光の加減で白く光っておりますが、非常に 保存状態 の良い品物です。この小柄は、先代が コレクター のお客様より直接お買取させて頂きました。箱が付いております。このような 古い時代 の 刀装具 の 小柄 は高価にお引き取りさせて頂けます。