買取実績 buy

骨董品売却依頼で、富山県より宅配で数点の諸道具をお譲り頂きました。

売却例の説明
写真が6枚あります。くわしくはこちら

最近では高齢のお客様が子供達に迷惑をかけないように、元気な間に身辺の要らない物の整理をされるお客様が多くあり、骨董品茶道具 の売却依頼を頂く事がよくあります。このお客様は以前にデパートの外商から買われた品物も残っており、子供達も要らないと言い、この際売却しようと当店にLINEに写真を添付して頂き、売却依頼のご相談を頂きました。このお客様は富山県のたてやま営農組合のすぐそばのお客様で、売却される古美術骨董店も近くには無く、デパートの外商から買われた品物で、茶道具や骨董品より 美術品 が多くあり、写真を見て買取価格を決定し、三点程の品物を買取させて頂きました。

九谷焼著名 な作家、矢口永寿の 香合 です。菊の 図柄 でシンプルな作品ですが、矢口永寿は著名な作家で、抹茶道具や煎茶道具を作っており 愛好家 のお客様も多くおられます。保存状態 も良く、共箱 で未使用品のような綺麗な作品です。初代の矢口永寿(明治3年~昭和27年)は、石川県生まれで「清々軒」と号し、明治37年に京都より永楽保全の門下の滝口加全など陶工数名を招いて自邸に永寿窯を開窯しました。2代、3代は「昧渓(まいけい)」と号しております。当代は4代目です。仁清、乾山、染付、祥瑞の作品が多くあります。

このような作家の作品について一番大切な事を説明します。一番大切な事は、共箱であるかどうかです。共箱とは、一番最初に購入した時に入っている箱です。共箱は保証書の代わりになり、共箱が無いと半値以下になる作家の作品も多くあります。たとえ壊れていても、二度と手に入らないので、また直してもらったり出来るので、捨てないで保存して下さい。また、額に入った 日本画 は額の裏側にシールと言われる、名刺ぐらいの大きさの紙に、本人の署名捺印があり、絵の題名が書かれています。このシールが保証書となり、共箱と同じように大切な保証書の代わりになるものです。

古陶器・陶磁器売却の詳しい説明はこちら

骨董品宅配売却の詳しい説明はこちら