和歌山県伊都郡より骨董品売却依頼を頂き、宅配で立派な金工作品の刀装具の鍔をお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が31枚あります。くわしくはこちら
直径約 8.1cm 厚み約 0.4cm
重さ約 118g
「茶道具 や 骨董品 は無いのですが、先々代のお爺さんが 刀装具 の コレクター で、沢山の鍔や 小柄 がありましたが、現在少しだけ残っており、私も趣味が無く、放置したままなので何処かに売却したいと思っていました。」と話され、和歌山県の高野山の近くのお客様よりお電話を頂きました。当店では刀装具の逸品を沢山販売しているホームページをご覧になり、ご連絡頂きました。写真をお送り頂き、販売している他の商品と比較して買取価格を提示させて頂き、宅配買取でお譲り頂きました。
この金工作品の鍔の材質は鉄製で、時代は江戸時代の品物です。先代が コレクター の方より、直接買い付けた品物です。箱付で、特別貴重の認定書も付いております。ご覧のように、葵の唐草模様が布目象嵌で丁寧に施されており、両面の華やかな象嵌細工が際立つ 名品 です。
刀装具の歴史は古く、戦国時代以前から受け継がれてきました。また日本の刀装具のその歴史は長く、戦国時代や江戸時代には合金の技術も工夫され、黒四分一 や 白四分一、また 四分一、そして 赤銅、緋銅、朧銀等々、いろいろな種類の合金を作りました。その質感や色は金属で出来ており、変わることなく保たれます。このように合金の技術だけでも、世界では類を見ない種類や 技法 で、世界中の人々に人気があります。