滋賀県日野町まで出張させて頂き、楠部彌弌の香炉をお譲り頂きました。
お客様の声
叔父さんに貰ってからずっと使っていなかった室に、残っていた 香炉 を引き取っていただきました。毎日見ていましたが、手の届かない所に置いて有り触ったこともなかったので、綺麗な状態で残っておりました。古美術やかたさんも 保存状態 が良いので喜んでおられました。このような貴重な作品は、なかなか売却依頼も無いのでと、古美術やかたさんも話され、高価にお引き取り頂きました。滋賀県の日野町に住んでおりますが、叔父さんから頂いた大切な品物なので、わざわざ出張して頂きましたが、ありがとうございます。
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売却例の説明
「叔父の所有していた 骨董品 を、叔父も高齢なので、私が代理して買取をお願いしました。」とお電話を頂き出張させて頂く事になりました。高速道路網も整備され、簡単に他府県まで行けるようになり、最近では出張買取が増えてきております。骨董品 や 茶道具 の取引はお金の動く仕事で、お年寄りの場合は、間違いや思い違いがあっても駄目なので、今回の様に代理か、もしくは一緒に若い方に付き添い頂き、間違いのないように後日でも納得頂ける方法が一番で、当店ではこのように心がけております。
美しい黄磁の香炉で、楠部彌弌の 名品 です。大きさ約6×9センチで 共箱 に入っており、傷、割れ等無く、非常に 保存状態 の良い 香炉 です。火屋 は純銀製で鍍金が施されております。丸みを帯びた 浮き彫り 風の模様が淡く浮き出ており、優美でモダンな作品です。
楠部彌弌は 文化勲章 を受賞した京焼の著名な作家で、染付 や金彩、色絵の作品などを得意としています。その中でも楠部彌弌が独自に開発した加飾法で、「彩埏」と呼ばれる代表的な 陶芸 技法 は国内外で高く評価されており、高価に取引されています。晩年の彩埏作品になると、お引き取り価格が三百万円を超えることもありますので、売却のご依頼は、古美術やかたにお気軽にご相談くださいませ。（No.64）