茶道具売却依頼で、千葉県のお客様より宅配買取で抹茶茶碗を数点お譲り頂きました。
売却例の説明
写真が6枚あります。くわしくはこちら
昭和の最初頃は、海外にもあまり行けず、このような日本の作品を趣味として集めておられた方が多くおられました。現在、日本美術の絵画や 陶芸 作品がそのような理由で多く残っております。このお客様も、千葉県南房総市のお客様で、先代や先々代が趣味で残された多くの作品を処分するのに困っておられ、今回お電話を頂き買取させて頂きました。当店では特に 茶道具 を多く販売しており、ホームページをご覧になってご依頼を頂いたのだと思われます。最近では 老舗 骨董店の当店に一日、二~三件の買取依頼を頂く事もあり、喜んでおります。
この作品は、作家の作品で 共箱 が付いております。著名な作家では無く、練習用の 逸品 です。茶碗の 図柄 は、四季の花々が描かれており一年を通じて使える作品です。共箱も付いており、綺麗な品物で、茶の湯では好んで使われる品物です。保存状態 も良く、ヒビや割れも無く、未使用品に近い作品です。
お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
抹茶碗 初心者への注意
抹茶碗の形は、「見込み」が広いものが茶をまぜやすく、初心者の場合い茶碗の「見込み」(みこみ)が広いものを選びましょう。「見込み」とは、茶碗 の底から中ほどまでの広さのことです。この「見込み」の部分を、茶道では「茶筅摺り」(ちゃせんずり)ともいいます。「見込み」が、広いとお茶を混ぜるときに、「茶せん」を振りやすいからです。茶せんをふりやすいと、おいしいお茶を手ぎわよく作ることができます。ところが、「見込み」が小さい茶碗では、茶せんを回しにくくなります。そのため、お茶がうまく混ざりません。それでは、お茶をうまく点てられないのです。