北海道帯広市より宅配で茶道具の茶壺をお送り頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
最大横幅約 19.5cm 高さ約 22.5cm
遠くのお客様で先々代がお煎茶の 愛好家 で、先代からも大切にしまわれてきた品物ですが、お引っ越しをされるので、仕方なく処分されることになり、煎茶道具 を数多く販売している当店のホームページをご覧になり、北海道の十勝平野の農園から電話を頂きました。「鑑定 眼や査定眼が大切な骨董の世界で、これだけの 骨董品 の掲載や販売されておられ安心してお任せします」と話され今回の売却依頼となりました。最近ではインターネットで買い物や売却頂くお客様が沢山おられます。
この 逸品 は、時代を経てきた逸品ですが 保存状態 の良い茶壷で、日本で作られた茶壺です。錫製の茶壺や茶筒は密閉性が高く、茶葉の保存には最適とされています。錫は、人体に害がないうえに、融点が低く、加工しやすい金属であったことから、飲食器や 工芸品、大砲の砲身に利用されるなど、幅広く利用されていました。滅多に無い大きな逸品で、高価買取させて頂きました。
錫製の茶壷の説明を少しさせて頂きます。錫製の茶壷や 茶筒 は密閉性が高く、茶葉の保存には最適とされています。錫は、人体に害がないうえに、融点が低く、加工しやすい金属であったことから、飲食器や 工芸品、大砲の砲身に利用されるなど、幅広く利用されていました。日本の逸話では、錫製の茶筒の中に残っていた百年前の緑茶も、味や香りがいささかも損なわれていなかったというエピソードが残っています。庶民が生活用品として錫器を利用するようになったのは明治時代以降で、原料はマレーシアから輸入された物を使用するようになります。中国茶の世界では、中国美術 で錫製の 諸道具 が非常に人気があり、大きな錫製の茶壷は高価買取させて頂きます。陶器の茶壷では、唐物、和物、島物、京焼があり、唐物は呂宋(るそん)、南洋、中国物など、和物は鎌倉時代から瀬戸・祖母懐物があります。