骨董品売却依頼で、茶道具の九代 大樋長左衛門の楽茶碗をお譲り頂きました。
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お引越し予定で自宅を整理されているお宅よりご連絡を頂きました。ご親族の方が収集されていた 美術品 や 古道具 などが多数あり、一度見て頂き、思っているような買取価格なら売却したいと電話を頂き、出張させて頂きました。長年放置されていたようで、埃だらけの裸の骨董品や茶道具が段ボール箱やミカン箱に詰め込まれた品物がたくさんありましたが、仕分けし、一点一点買取り価格を付けさせて頂きました。お客様に「納得して売却できます」と喜こばれてお譲り頂きました。
この作品は九代 大樋長左衛門の 逸品 で、彼を代表する品物です。著名な作家の九代 大樋長左衛門は、十五世 裏千家 鵬雲斎宗室より陶土斎の 号 を受けた大樋焼のなかでも名工で、大樋焼独特のねっとりとした飴釉の茶碗はもとより黒 茶碗 にも傑作を残している。この作品は九代 大樋長左衛門の得意とする 技法 で、たっぷりとした二重掛けの黒釉が作り出す黒幕釉を創案し、その絶妙な垂れの景色は高い評価を受けており、この作品も同じ製法で作られており 名品 です。十五世裏千家鵬雲斎宗室の 書付 もついており、保存状態 も非常に良い逸品です。
品物をお譲り頂く際には、いろいろな専門技術や約束事がありますので、傷んだり、汚れたりしていても手を加えないでお持ちください。そのままの 保存状態 でお持ちください。