突然のお電話でびっくりしましたが、鴨川シーワールドの近くのお客様より、家元の掛け軸をお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
ご高齢の男性のお客様でしたが、家の整理をされていて、一度見てもらいたいと千葉県の鴨川市からお電話を頂きました。その後、写真をお送り頂きましたが、半数近くの品物が骨董品ではなく、買取出来ませんでしたが、素晴らしい 茶掛け の水墨の 掛軸 があり、数点の 茶道具 と一緒にお送り頂きました。綺麗な状態の珍しい茶掛けの掛け軸で、茶の湯 で喜ばれる 名品 なので、高価に買取させて頂きました。遠くからお送り頂く場合は、保険料や送料は当店で負担させて頂きます。
この茶席の書画は横物の作品で、貴重な 名品 です。裏千家 お 家元、十三代円能斎鉄中宗室（1872～1924）が書かれた、寿の書で、共箱 ではありませんが表具も昔の 裂 が使われており、風格のある 逸品 です。円能斎宗室は、一般の人にも茶道を学ぶことができるように、女学校教育の中に茶道を取り入れられた事で知られています。その茶掛けの掛軸に十五代の鵬雲斎汎叟玄室が極めを書かれています。寿の文字は縁起の良い文字で、おめでたい時に使われる掛け軸です。このような茶席の書画には高僧の書画も喜ばれます。