骨董品売却依頼で、四国で徳島県の弁天山近くまで出張させて頂き、尾形乾山の皿をお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が5枚あります。くわしくはこちら
最近ではコロナ禍も少し落ち着き、同時に二軒や三軒のお宅から買取を頂き、忙しい日がよくあります。このお客様は、生前整理を始めようと思い、家にある物を色々と片付けておられました。昔からのいろいろな 古道具 や古美術 工芸品 が多くあり、困っておられましたが、当店のホームページをご覧になり、お電話を頂きました。「綺麗に整理整頓されたお店で、価格も表示され高価な 逸品 もたくさん販売されておられ、売却した後は、その品物が好きな方に買っていただき、大切にされるならありがたいです」と話され、売却依頼を頂いたので久しぶりに四国の徳島県まで出張させて頂きました。
このお皿は尾形乾山のお皿で、彼は京都有数の呉服商・雁金屋の三男として1663年に生まれ、。乾山は鳴滝泉谷に 窯 を開き、作陶で生計を立てていきました。江戸時代の元禄のころ、著名な作家の尾形乾山が京都の鳴滝なるたきで焼きはじめた 楽焼 き風の 陶器。琳派 の 画風 を意匠化した、雅味のある絵付けが有名で、骨董品や茶道具には贋物 も多くあり、この尾形乾山も特に贋物が多くあります。この作品は少し直しがあり、簡単に紹介していますが、作品は本物です。
このような江戸時代の 古陶器 は沢山ありますが、後づくりと言って明治や昭和に作られた作品も多くあり、後づくりについて説明させて頂きます。茶碗 では、安土桃山時代の 織部焼、志野焼 なども絶大なる人気で、高価に取引されております。後づくりではなく、明らかに 贋物 として作り、販売されている品物もあります。特に古 陶器 の桃山時代の作品は人気があり、贋物も数多く出回っています。やはり、信頼出来る確かなお店で買取や購入されるのが一番だと思います。