骨董品売却依頼で、北海道より硯と茶道具を宅配買取でお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
硯本体 横幅約 16.5cm 縦幅最大約 15cm 高さ約 1.8cm
箱 横幅約 18cm 縦幅約 16.5cm 高さ約 3.5cm
ご高齢の女性のお客様でしたが、家の整理をされていて、一度見てもらいたいとのことでLINEでお写真を送り頂きました。このお客様が話されていましたが、ご自宅の近くには自然豊かな丹頂鶴自然公園のある釧路市ですが、商店街も無く、当店のホームページを知り、数点の品物の写真をお送り頂いたようです。当店では売却頂けない最近作られた 茶碗 や七宝焼の品物もあり、詳しく説明させて頂きました。その内の三点程の 骨董品 や 茶道具 の品物を買取価格を決定して、宅配でお送り頂きました。また、同じような硯をホームページで販売しており参考にして買取価格を決定させて頂きました。
骨董品の中から硯を先に紹介します。この硯は中国で作られた、中国美術 の作品だと思われます。日本の時代では明治時代前後に作られたと思われます。硯は唐木の入れ物に入っており、綺麗な 彫刻 が施されております。裏側にも中国の文字が彫られているようです。このように貴重な 逸品 の場合は、側部や底部に文字が書かれている場合が多くあります。ひび割れ等無く、保存状態 の良い品物です。
硯も種類が沢山あり、初心者の方にお勧め硯を紹介します。
安くて墨おりが良い硯の細羅紋硯「さいらもんけん」がお勧めです。中国江西省の竜尾山一帯及び、芙蓉渓に沿った地域 から採れる硯。薄い板状の岩が層になっている石材を縦割りに切り取り硯に仕上げており、横目の細かい文様(羅紋)が特徴です。安くて墨おりが良いので、初心者の方におすすめです。日本産では宮城県で作られる硯もあり、黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れ、その特性は純黒色で圧縮・曲げに強く給水率が低く、化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。