骨董品売却依頼で、茶道具の掛軸をお譲り頂きました。
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全体 縦幅約 170cm 横幅約 25cm
本紙 縦幅約 100cm 横幅約 22cm
このお客様は日本海に面した昔 北前船 の寄港地があった地区のお客様より買取させて頂いた 逸品 です。江戸時代末期から始まった北前船は、小樽から坂田、越前を通り、境港や門司そして広島に紀行して大阪まで商いの船旅を繰り返していました。その結果、豪商 と言われる成金やお金持ちが出来、庭には鶴が飼われていた豪邸もありました。そのような人々は、お金にあかして素晴らしい 古美術工芸品 をそれぞれの地方に集め、収集されていた コレクター もおられました。このような地方から買い受けた品物でも、そんなお宅から流出した 名品 に出会う事もあります。
この掛け軸は臨済宗 南禅寺派管長の柴山全慶(明治37年~昭和49年)の作品で、読みは「明々百草頭」、茶掛け の 一行書 です。表装は当時のままで、非常に綺麗な 保存状態 の良い掛け軸です。本紙は 紙本 で、ご覧の様な状態で、共箱 です。面白い 図柄 で、状態の良い昔の 掛軸 や茶席の書画、高僧の書画は買取させて頂きます。
古美術やかたでは、数多くの品物を店頭で価格表示して販売しており、売却いただく際には、売却いただく品物と似ている店頭の品物と価格比較してお引き取り価格を決定しております。