出張買取で埼玉県川越市の商家で、骨董品や茶道具の掛け軸をお譲り頂きました。
売却例の説明
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全体 縦幅約 121cm 横幅約 57.5cm
本紙 縦幅約 30cm 横幅約 55cm
何代も続いた古いお屋敷を建て替えられるので、昔の 諸道具 や 古道具 の整理を依頼され、どのように整理すればいいかわからないので、相談された埼玉県川越市の不動産屋さんからお電話を頂きました。地方のお宅で、電話では分からない事もあるので、現場まで出張させて頂きました。この地区は現在でも蔵造りの町並みで有名な場所で、ここで何代も商売をしておられ、昔の面白い 古民芸 や 置物、また 絵馬 など面白い作品もあり、有意義な買取をさせて頂きました。沢山の 骨董品 や 茶道具 をお譲り頂きましたが、先に水墨の軸を紹介させて頂きます。
大徳寺 506世 小田雪窓(明治34年~昭和41年)の作品で、「露」横物です。表装は当時のままで、保存状態も良く、非常に美しく素晴らしい掛け軸です。まるで、未使用品の様な立派な 茶掛け の掛け軸です。昔の 日本画 の素晴らしさが表現された、現在では見られない 名品 です。古い時代 の逸品ですが、ご覧のように、保存状態 の良い掛軸です。本紙は 紙本 で、共箱ではなく、大徳寺南嶺の識箱です。面白い 図柄 で、状態の良い昔の 掛軸 や茶席の書画、高僧の書画はお譲り頂けます。
茶の湯 に用いられる掛け軸の説明を少しさせて頂きます。書が書かれていることが殆どですが、茶掛けの掛軸も高価な作品が多くあります。茶道で使われるお軸で、一行だけ字が書かれた掛軸や、家元 の宗匠が書かれたお軸も高価に売却頂けます。茶道で使われている掛け軸は、禅語が書かれており簡単な字や丸一つ書かれていても大切な作品も有ります。先代や昔から茶の湯に親しまれているお家、このようなお宅にある字の書かれた掛軸には高価な作品もよくあります。