骨董品売却依頼で、東北の村上市のお客様より金工作品のアンティークの煙管をお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が22枚あります。くわしくはこちら
純銀の煙管 長さ約 12.5cm 胴の太さ最大約 1cm
銀製品の竹の煙管 長さ約 18.5cm 胴の太さ最大約 1cm
自宅でインターネットを見て、ご自宅は新潟県村上市ですが、当店が古美術 骨董品 を沢山販売しているのを知られ、祇園の友達宅に来られた時に、ついでに 茶碗 や 茶道具 を数点お持ち頂きました。今回お買取りさせて頂いた数点の 金工作品 のアンティークの煙管を二本セットで紹介させて頂きます。
純銀に手彫りの 彫刻 が施された彫金細工の作品や、形の整った竹の 煙管 は、本来、骨董的価値においては数倍の値打ちがあります。しかしながら、最近は禁煙ブームですので、格安の価格で販売させて頂きます。時代は大正時代前後のアンティークの作品だと思われます。純銀の煙管には写真12のように、「純銀」と 刻印 が入っております。もう一方の煙管には写真20、21のように、「村田」と刻印が入っております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように、未使用品で 保存状態 の良い品物です。金工作品 で、象嵌細工や 彫金細工 が施された 逸品 は、高価買取させて頂きます。
このような金属に毛彫りや片霧彫り等、彫る技法を施した作品を金工作品と言います。このような彫金細工が施された金工品は 日本独自 の技術で、昔から 伝承 された素晴らしい 職人技 です。日本の 金工品 や 刀装具 は、このような彫金細工が施されている作品が沢山あります。またこのような細工に加えて本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法、象嵌細工と言われる豪華な技法があります。他には打ち出し 技法 等、また布目象嵌があります。