茶道具売却で、茶道具と一緒に辻村史朗の煎茶碗を、新潟県柏崎市のお客様より宅配買取で、お譲り頂きました。
売却例の説明
写真が22枚あります。くわしくはこちら
地方のお客様で先々代が煎茶の 愛好家 で、先代が買われた最近の作家の作品ですが、大切にしまわれてきた品物で、お引っ越しをされるので、仕方なく処分されることになり、茶道具 を数多く販売している当店のホームページをご覧になり、売却依頼の電話を頂きました。写真をお送り頂き、今回の売却依頼となりました。ここのお宅は本来この作品は、ぐい吞み ですが、煎茶碗として使われており、なかなか 数寄者 らしく面白い使い方をしておられるお宅で、昔から続いた愛好家のお宅らしい使い方をしておられました。
この作品は、著名な作家の辻村史朗（昭和22年生まれ）の作品です。彼の作品の中でも、名品 と言って良い出来の良い 逸品 です。志野焼の昔の 職人技 の風格が漂う作品です。共箱 で共布が付いており、未使用品です。採光の加減で白く光っておりますが、傷、欠け等無く、保存状態 の良い品物です。
作家の名前で買取価格をお尋ねになるお客様が多くおられますが、一点物でそれぞれ買取価格は変わってきます。どんな事でも同じ事が言えますが、作品を作るのに簡単に作った作品と、時間を掛けて作った作品が同じ価格ならおかしいでしょう。例えば、当店のある祇園街では、お茶屋さんで遊んで、お金が足りなくて襖に簡単に絵を描いて帰られた作家もおられます。同じ作家でも、展覧会に出品される作品は長時間かかり制作され、当然上記のような作品と同じ価格ではありません。このように作家の名前で価格の決定は出来ません。