神奈川県松田町のお客様より宅配買取で、茶道具の茶碗をお譲り頂きました。
売却例の説明
本棚を整理していたら、下の引き出しから昔の 古道具 が出てきて、何か分からないので持って来ましたと話され、先代の父が、古い道具は昔に売ってしまったと聞いていましたが、何故か残っていました。とも話され、詳しくお聞きすると、ホームページを見て同じ様な 骨董品 や 茶道具 を販売しておられるので、電話をさせて頂きました。との事で、神奈川県松田町よりお電話を頂きました。茶碗 の事を詳しく説明させて頂き、写真を送り頂いて買取価格を決定しお送り頂きました。この茶碗は筒型茶碗ですが、楽焼で 保存状態 も良く、綺麗な 逸品 です。
樂焼 は四百五十年前に作られた逸品で、千利休の理想とする茶碗を初代長次郎が他に類のない独特の 技法 で作ったことから始まっており、抹茶の世界で楽焼は一番人気がある茶碗です。初代長次郎は、樂家の代名詞で、黒釉をかけた茶碗の作製において非常に優れた技量を見せた。長次郎没後、豊臣秀吉から聚楽第の一字を取った「樂」の黄金の印を与えられ、樂家が始まりました。この楽焼はそれらの樂と違い、脇の楽焼だと思われます。
楽焼は上記のようですが、日本には昔から伝わった焼き物があり、少し紹介させて頂きます。日本 六古窯 とは、日本古来の陶磁器 窯 のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地の窯の総称です。朝鮮半島や中国からの渡来人の技術によって開始された近世からの窯から区別される。日本人とやきものの関わりは縄文時代から続き、文化を深め2017年、日本遺産に認定されました。