茶道具の茶碗をお譲り頂きました。
本棚を整理していたら、下の引き出しから昔の 古道具 が出てきて、何か分からないので持って来ましたと話され、先代の父が、古い道具は昔に売ってしまったと聞いていましたが、何故か残っていました。とも話され、詳しくお聞きすると、ホームページを見て同じ様な 骨董品 や 茶道具 を販売しておられるので、電話をさせて頂きました。との事でした。茶碗 の事を詳しく説明させて頂き、写真を送り頂いて買取価格を決定しお送り頂きました。この茶碗は筒型茶碗ですが、楽焼で 保存状態 も良く、綺麗な 逸品 です。
樂焼 は四百五十年前に作られた逸品で、千利休の理想とする茶碗を初代長次郎が他に類のない独特の 技法 で作ったことから始まっており、抹茶の世界で楽焼は一番人気がある茶碗です。初代長次郎は、樂家の代名詞で、黒釉をかけた茶碗の作製において非常に優れた技量を見せた。長次郎没後、豊臣秀吉から聚楽第の一字を取った「樂」の黄金の印を与えられ、樂家が始まりました。この楽焼はそれらの樂と違い、脇の楽焼だと思われます。