買取実績 buy

骨董品か茶道具か分からない富山県高岡市のお客様から売却依頼があり、数点の金工作品で銀製品の帯留を宅配にてお送り頂きました。

売却例の説明
写真が21枚あります。くわしくはこちら
横幅最大約 8.2cm 縦幅約 3.8cm 厚み約 0.3cm
重さ約 39g

骨董品茶道具 か、よく分からないと話され、お電話を頂き、品物の写真もお送り頂いたので、殆どの品物の買取価格を決定し早速富山県高岡市より宅配でお譲り頂きました。

この作品の作者は、彫金家 桂光春(明治4年~昭和37年)で、パリ万国博覧会に出品するなど、海外でも活躍し、高く評価されている 著名 な作家です。この帯留は、大振りで 重量感 もあり、非常に端正な片切彫りで富士山が彫られています。さすがパリ 万国博覧会 に出品している著名な作家で、素晴らしい彫金細工が施されております。刻印 はありませんが、純銀製で、共箱 が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。このような昔の 職人技 が素晴らしい 帯留 は、高価にお譲り頂けます。

このような金属に毛彫りや片霧彫り等、彫る 技法 を施した作品を 金工作品 を、彫金細工 が施された金工品と言います。日本の 金工品刀装具 は、このような彫金細工が施されている作品が沢山あります。またこのような細工に加えて本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法、象嵌細工 と言われる豪華な技法があります。他には 打ち出し 技法等、また布目象嵌があります。

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