松尾敏男の牡丹の花の名品です。松尾敏男は牡丹や花鳥画が人気で、晩年の花鳥画の名品は買取価格が五十万円を超えることも多くありますので、売却のご相談は、古美術やかたにご依頼ください。
松尾敏男が最も得意とする紅白牡丹です。大きさ約52×72センチの紙本に描かれており、額装で共シールが付いております。松尾敏男は北海道の厳しい自然をモチーフとしながら独自の死生観を表現した作品を制作し、日本画 のあらたな可能性を追求しました。その後は日本画の素晴らしさを再認識し、写生を重要視した 画風 に転換します。また海外にも取材旅行をし、国内外の 風景画 や 花鳥画、人物画、水墨画、肖像画、動物画 など、幅広い画業を展開し、2012年には 文化勲章 を受章しています。
当店では相場に関係なくお買い求め頂くお客様より直接注文を聞いており、お客様の要望で買取価格を決定出来ます。売却をお考えのお客様お気軽にご相談下さいませ。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品(前作)より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。(No.80~)