北大路魯山人らしい作風の備前焼花入です。当店ではお買い求め頂くお客様より直接注文を聞いており、相場に関係なく買取価格を決定出来ますので、売却をお考えのお客様は、お気軽にご相談下さいませ。
大きさ約22×19センチの北大路魯山人の備前焼あや免花入です。共箱で東京美術倶楽部の鑑定証が付いております。北大路魯山人は陶芸だけで無く、篆刻家、画家、書道家、漆芸家、料理家、美食家と様々な分野で活躍しました。「器は食の着物」という信念を持ち、料理を盛る器や花器を制作し、独自の美的世界を築き上げました。その中でも特に、備前焼や織部焼・志野・瀬戸黒・黄瀬戸等の桃山美濃陶に力を入れ、得意としました。晩年には魯山人の代表作となる銀彩が生み出され、愛陶家やコレクターに非常に人気があります。そのような作品は、買取価格が五百万円を超える作品も多くありますので、売却をお考えのお客様、是非古美術やかたにお問い合わせ下さい。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品（前作）より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。（No.230）