小品ですが販売価格は当時、数百万円でした。当店では販売価格をお客様に提示して、買取価格を決定しており、その販売価格はホームページや店頭で表示しております。納得して売却頂ければと思います。
この作品は 晩年 の作品ですが小品で、大きさは約27×25センチで 共箱 が付いております。
加守田章二は既存の 陶芸 を超越し、独創的で斬新な作品を生み出し、現代作家に強烈な影響を与え続ける 陶芸家 です。加守田章二の 作風 は、若年の益子時代に作られた 灰釉・鉄釉や須恵器風の作品と、晩年の遠野時代に作られた曲線彫文や彩色の象嵌 陶器 などの作品に分かれます。
短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、若年 の作品より、晩年になり、全盛期 の独自の境地を築いた作品が人気で、高価買取対象です。
作家の作品は、その時の時代や流行、また新しい作家に人気が移ったりで、価格が大きく変動します。古美術やかたでは相場価格に関係無く、加守田章二の作品の入荷をお待ちのお客様も多くおられます。(No.260)