加守田章二の作品でも晩年に作られた名品で、売却当時の市場価格は3千万円を超えておりました。当店では販売価格をお客様に提示して、買取価格を決定しており、その販売価格はホームページや店頭で表示しております。納得して売却頂ければと思います。
この作品は 晩年 の大作の作品で、大きさは約53×24センチで 共箱 が付いております。
加守田章二の 作風 は、若年 の益子時代に作られた灰釉・鉄釉や須恵器風の作品と、晩年の遠野時代に作られた曲線彫文や彩色の象嵌陶器などの作品に分かれます。彼の場合は、独創的な形で、彩色や 象嵌 などの 技巧 が施された曲線彫文壺や彩陶 壺 が一番高価に買取させて頂ける作品です。波模様が繰り返されて壺を覆い、連続してリズミカルな 曲線 を描いているような作品、縄文 土器 のような風合いの作品は人気があります。
短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、若年の作品より、晩年になり、全盛期 の独自の境地を築いた作品が人気で、高価買取対象です。作家の作品は、その時の時代や流行、また新しい作家に人気が移ったりで、価格が大きく変動します。
古美術やかたでは相場価格に関係無く、加守田章二の作品の入荷をお待ちのお客様も多くおられます。(No.3500)