小品ですが、東山魁夷の冬の風景画です。東山魁夷の作品は人気があり、出品作品や名品は買取価格が一千万円を超えることもありますので、売却をお考えのお客様は、是非お問い合わせ下さい。
東山魁夷の冬の榛名湖の風景画で、大きさ約14×18センチの紙本に描かれており、額装で共シールです。東京美術倶楽部の鑑定証も付いております。東山魁夷は初期の頃から人のいない 風景画 を中心に描いており、対象の再現描写を離れて、画面を独立した平面として形や色彩で構成し、心象を表現する姿勢を貫いています。一般的に 日本画 は、絹本 か紙本に描かれており、絹本画が人気ですが、東山魁夷の作品には、晩年 に描かれた 紙本 画も多くあり、紙本画作品にも高価な逸品があります。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品(前作)より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。(No.200-)