茶道具売却依頼で、煎茶道具を数点、売却頂きました。当店の買取価格は、販売価格の60%~70%でお引き取りさせて頂いております。
売却例の説明
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横幅約 12cm 縦幅約 8cm 高さ約 1.6cm
団体旅行で祇園に来ておられ、祇園骨董街を見学されついでにお立ち寄り頂いたようです。ホームページを見て観光ついでに来店頂いたご様子でしたが、当店の店頭に並んだ 諸道具 の多さに驚かれたご様子で、細工や質の良い高価な品物をご覧になっておられました。小さな 煎茶道具 を数点、持参されて来店頂きました。丁寧に説明をさせて頂き、お譲り頂きました。材質は錫です。中国美術 の 骨董品 だと思われます。日本の時代では、江戸時代から明治時代頃のものだと思われます。丁寧な 打ち出し の彫金細工が施され、昔の 職人技 の凄さを感じる 逸品 です。細密 な草花の 彫金細工 が綺麗な作品です。時代を経てきた味わいのある茶托です。磨けば綺麗になりますが、古い時代 の 茶道具 なので、現状のまま販売しております。錫製品の為、採光の加減で影ができたり、白く光っておりますが、状態の良い品物です。
茶托 の説明を少しさせて頂きます。茶わんをのせる台で、銀、錫、銅、竹、木等の材質で小判形、丸形などを基本に様々な形があります。茶碗 の下に敷く道具ですが、様々な装飾や使われている素材の種類、歴史上の価値や 著名 作家の茶托があります。江戸以前の茶席では、茶碗は直接お盆に乗せて運ばれており、中国から器が伝わると、杯台が転じて、現在の茶托になりました。中国から伝来した当初は錫製が多かったので、骨董品の茶托には錫製が多くあります。歴史的な価値やその金属の彫金細工の素晴らしさが好まれ、金属の茶托が好んで使われるようです。
作品の一般的な価格は制作作家や制作年代、また 図柄 や作品の出来具合によって、価格は変動します。また当店では相場に関係なくお買い求め頂くお客様より直接注文を聞いており、お客様の要望で買取価格を決定出来ます。