茶道具売却依頼で、ご来店頂き讃岐彫の炭斗をお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が21枚あります。くわしくはこちら
横幅（最大）約 20cm 高さ（取手含む）約 26cm
火箸の長さ約 25.7cm
「新しい自宅なので、古道具 や 工芸品 などは無いと思っていましたが、亡くなった父が前の家から持って来たのか古い道具が出てきたので、骨董品 かも分からないまま持って来ました。」とお話され、ご来店頂きました。査定は無料でさせて頂きますが、最近では半分近くは持ち帰って頂く事が殆どとなりました。運良くこの 逸品 は、買取る事が出来ました。この炭斗籠の材質は木製です。時代は明治時代後期から大正時代のものだと思われます。四国の 讃岐彫 で、在銘 です。丁寧に彫る技法が施され、彩色されて綺麗な讃岐彫です。炭斗籠には勿体ないぐらいの作品で、小物入れに使って頂いても良いかと思われます。内側の火箸入れも付いており、丁寧につくられております。採光の加減で白く光っておりますが、写真でご覧のように綺麗な 保存状態 です。
炭斗籠は 煎茶道具 でもお抹茶道具でも両方使います。たいがいは竹製で、内側には布や紙が貼られている 逸品 が殆どです。このような木製の作品や金属製の作品もありますが、やはり木製でこのような彫る 技法 が施された炭斗は貴重な作品です。彫る技法の作者が 著名 な作家なら、非常に高価に買取出来ます。