円山応挙の作品をお譲り頂きました。
自宅に昔からある 掛軸 を売却したいとお電話を頂きました。骨董品 は同じような作品に見えても、全て一点物でその時々で価格も異なり、今回は 古い時代 の 逸品 で 保存状態 も良く、まずは写真をお送り頂きました。シミや変色がありましたが、余り目立たず、絹本 地に描かれており、買取させて頂きました。円山応挙の作品の種類は数多くありますが、出品作品で品物は間違いなく本物で、お譲り頂きました。水墨画なので価格的には、高くはありませんが、極彩色の名品なら数百万円の買取価格が付く事もあります。この作品の大きさは105×34センチで、掛軸になっております。題は「福禄寿」で絹本地に描かれております。このような作家の 鑑定 機関は無く、真贋の判定が難しく、長年の経験と知識が必要です。大切な日本の 美術品 なので、やはり古美術骨董店で判断してもらうのが、一番だと思われます。(NO.70)
古美術やかたの近くには大学や博物館、また美術館の研究機関が有り、半端の品物や、傷、欠けがあっても参考品や学術品として活用され、高価ではありませんが無駄なくお譲りさせていただきます。また、昔の古い品物などは殆ど汚れて変色や変形しており、こんな物、あんな物と思われがちですが、古美術骨董の世界では、古いから骨董品になり、お持ち頂ければたいへん役立つ物もあります。