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楠部彌弌の作品で、彩埏の作品をお譲り頂きました。

この世界では、贋物 が多くあり、諸道具 のお引き取り価格は 真贋 によって大きく異なります。美術品骨董品、また 茶道具老舗 骨董店の真贋を問う眼力が大切になってきます。鑑定 証も偽物の物があり、やはり信用と信頼のある骨董店に相談されるのが一番でしょう。著名な作家の楠部彌弌の作品で、楠部彌弌は 陶芸 作家ですが、その作品のなかでも彩埏(さいえん)と言われる、釉下彩 陶磁器 で、薄く溶かした色つけの磁土を何回か塗り重ねて文様化する手法で作られており、埏とは、よく練った土の意味で、「彩られた土」の事です。この作品は、楠部彌弌の晩年の作品で、その彩埏で作られており、「春近し」と題され、よく見れば青と茶の芽が混在し春へと移ろいゆく時間の流れを表現しています。器体の余白の白を 日本画 の「余白の美」に似た対比効果で両方を引き立たせています。大きさは、24×19センチで、共箱 です。

古美術やかたでは、数多くの品物を店頭で価格表示して販売しており、売却いただく際には、売却いただく品物と似ている店頭の品物と価格比較してお引き取り価格を決定しております。