買取実績 buy

茶道具の茶碗で小峠葛芳作の蔦絵の作品をお譲り頂きました。

売却例の説明
写真が19枚あります。くわしくはこちら
口径約 12cm 高さ約 7.2cm

突然来店頂き、ゆっくりお店をご覧いただき、納得されたご様子で、お帰りになられました。後日、お電話を頂き「実家に沢山ある 古道具骨董品 を買い取って欲しいと」と話され、宅配でお送り頂き、宅配買取させて頂きました。この作品は作者は著名な作家の小峠葛芳(昭和21年生まれ)の作品です。伯父の宮川香斎や人間国宝の島岡達三に 師事 し、伊賀写しをはじめ 赤絵染付祥瑞 などを制作しています。すべて手描きの面白い斬新な 図柄 で、ご覧のように風格のある抹茶茶碗です。共箱 で 栞 が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように未使用品に近い、綺麗な品物です。このような 古陶器 の御茶碗は高価買取いたします。

茶碗 と言えば、やはり茶托が出てきます。この茶碗は抹茶茶碗で茶托はいりませんが、煎茶道具 が流行っているので、茶托のお話をします。茶わんをのせる台で、銀、錫、銅、竹、木等の材質で小判形、丸形などを基本に様々な形があります。茶碗の下に敷く道具ですが、様々な装飾や使われている素材の種類、歴史上の価値や 著名 作家の茶托があります。江戸以前の茶席では、茶碗は直接お盆に乗せて運ばれており、中国から 陶磁器 が伝わると、杯台が転じて、現在の茶托になりました。中国から伝来した当初は錫製が多かったので、骨董品の茶托には錫製が多くあります。歴史的な価値やその金属の 彫金細工 の素晴らしさが好まれ、金属の茶托が好んで使われるようです。