東郷青児の作品を紹介します。
彼は鹿児島市に生まれ、幼少期に一家で東京に移る。「青児」という画号は13歳の時から使用しており、これには青山学院中等部に在籍していた事が関係しているともいわれています。若い頃は下絵描きなどをして、好きな 絵画 の手伝いました。初の 個展 で我が国におけるキュビストの登場として注目され、卒業後有島生馬に 師事 しました。その後、二科展に未来派風の「パラソルさせる女」を初出品し、二科賞を 受賞 。本格的に絵を学ぶためにフランスへ留学し、リヨン美術学校に学ぶ。中世ヨーロッパ美術に遊学中に未来派やダダ等の前衛芸術運動に参加するも、具象作品へと回帰しました。若い頃に優美で親しみやすい独特のスタイルを確立した。帰国後に第1回昭和洋画奨励賞を受賞する。これを受け二科会会員となる。その後、二科会会長を務めた。 日本芸術院賞 受賞や芸術 文化勲章 を授与、勲二等旭日重光章授与されている。東郷青児の 美人画 では日本を代表する洋画作家で、独自のロマンティックで甘美な 画風 で夢見るような女性像を描いています。独特のデフォルメを施され、柔らかな曲線と色調で描かれた女性像などが有名で、外国の人々にも絶大な人気が有ります。特に、背景に城が描かれているような 逸品 やバラを持っている女性の 名品 は高価に買取させて頂けます。(No.80)