買取実績 buy

お客様より、金工作品で刀装具の鍔をお譲りさせて頂きました。

売却作品の説明
写真が21枚あります。くわしくはこちら
横幅約 5cm 縦幅約 5.9cm 厚み約 0.3cm 重さ約 57g

元々この作品をお買い求め頂いたお客様は、先々代のお爺さんが当店のお客様で、よく来店頂きました。いろいろな 諸道具 や骨董品、そして日本を代表する 美術品 等をお買い求め頂きました。古美術やかたにとって大切なお客様でしたが、お亡くなりになられ、ご家族の方が売却依頼でお電話を頂き、大阪でも生駒山麓にある石切劔箭神社の近くで、ついでにお参りもして出張買取させて頂きました。金工作品 のこのの材質は 赤銅 です。時代は江戸時代の鍔で、周りの金の象嵌細工細密 で、面白い作品です。長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる 逸品 です。ご覧のように、象嵌細工の 保存状態 も良く、綺麗に施されております。小さな作品ですが、彫金細工も丁寧で、古い時代の味わいのある 職人技 が冴える鍔です。先々代が コレクター の方より、直接買い付けた品物です。このような 骨董品刀装具 の売却は古美術やかたに宜しくお願い致します。

この作品は ですが、一般的に、上手名品 においては 縁頭 と鍔が一つの物語や、一対の品物になっている場合もあります、今回縁頭の説明をさせていただきます。縁金と柄頭をあわせて、縁頭と言います。刀・剣身の柄端に合わせられる装具で、刃の切っ先と正反対の位置にあたる金属製の部品が柄頭です。鍔の下の柄の部分に付いているのが縁金です。柄糸の結び目を覆うことで接触で解けることを防ぎ、美術的に不恰好な結び目を隠しています。また、縁金と共に本来2つに分かれている柄を結束させる効果があります。縁金と違い、目釘を外して分解しても柄糸を解くか切るかしない限り取ることができません。このように別々の 刀装具 ですが、一対で物語や意味を持つ 図柄 があり、一対の美術品として愛好される方が多くおられます。