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上村淳之の紅ヒワを描いた扇面です。


横幅72.2cmサイズの 紙本 に彩色で描かれた作品です。雪景色の中に、二羽の紅ヒワが描かれています。紅ヒワは寒帯や亜寒帯にある森林や草原、亜高山帯針葉樹林などに生息しており、日本には本州中部以北に越冬のため飛来(冬鳥)します。オスの成鳥は胸部の羽毛が赤く染まり、額の赤い斑紋が大型なのが和名の由来です。上村淳之は、このような繊細で可憐な 花鳥画 や 動物画 を得意とし、現代日本画の花鳥画の第一人者として知られています。祖母は上村松園、父は上村松篁で上村家の美の系譜を受け継ぎ、鳥をモチーフとした、たくさんの花鳥画の名作を描いています。父同様、花鳥画を得意として描き、千羽を超える小鳥達と共に過ごし、観察し、制作活動を続けて来ました。写実の作家は、このように常にスケッチ道具を持ち歩き、いつも目に映るものを スケッチ するなど、研究や研鑽を積み重ね、自身の作風を確立さるものです。試行錯誤を繰り返し、何年もかかって独自の 画境 に到達します。晩年の、自身の 画風 を確立させた 全盛期 の作品には、熟練した深い味わいがあり、高価に買取させて頂けます。当店では、日本画作家、洋画作家の作品など、数多くの作家の作品を扱っています。祇園の骨董街で長年培われてきた実績があります。同じ作家の作品でも、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と買取価格が違う場合がありますので、一度ご相談頂ければと思います。(No.80~120)

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