買取実績 buy

四国の高知県より宅配で骨製の根付をお送り頂きました。

売却作品の説明
写真が9枚あります。くわしくはこちら
長さ約 6.7cm 幅約 2cm

地方のお客様で近くには本格的な古美術骨董店が無く、どうしようかと考えておられましたが、偶然当店のホームページをご覧になりお電話を頂きました。いろいろな骨董品の写真を送って頂き、査定させて頂きました。その内数点の作品を四国の高知県より宅配買取でお送り頂きました。根付は木製や 象牙 の材料が使われたものが多くありますが、 根付古い時代 から伝わった 技法 で、日本の伝統文化です。作品に が入り、著名な作家の作品や江戸時代や明治時代の作品は高価にお譲りさせて頂ける場合があります。この作品は簡単な作品で、上手 ではありませんが面白い 逸品 です。 保存状態 も良く、作られた時代は明治~大正頃だと思われます。笛の形をしており、簡単な根付だと思われますが、日本の大切な美術品です。材質は骨で出来ております。ひび割れや欠けはありません。

根付にはいろいろな材料が使われていますが、今回骨と象牙の根付について少し説明させて頂きます。昔は象牙の根付が流行していましたが、現在では絶滅危惧種保護の為、ワシントン条約で日本以外では売買が禁止されております。その他には、動物の牙や骨を利用した根付があります。そのなかでも日本には昔から鹿が沢山おり、鹿角の根付も数多くあります。鹿角は価格も安く簡単に手に入り、材質が硬く、彫刻 しやすく根付の材料として使われました。しかし、複雑な形状をしており、内側には骨髄組織の「す」と呼ばれる部分があり黒色の点々模様が入り、細工が難しく一部の根付師が好んで使われていました。この様な根付は、技法古い時代 から 伝承 されてきた 日本独自伝統工芸品 です。

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