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茶道具買取で、山口県萩市のお客様より樂吉左衛門の茶碗をお譲り頂きました。

 茶道具 のなかでも楽茶碗は、割れやすく保存や使用に気を付けて扱って頂く事が大切です。最近ではコロナで茶室も三密と言われ、茶会もなかなか行われない現状です。やはり萩焼が有名な地区で、山口県のなかでも土地柄この様な高価な御茶碗で、茶会を開かれておられるのでしょう。この作品は十四代 茶碗(覚入)で、楽焼の赤楽茶碗です。売却済みの商品の為、写真は一部しか載せられませんが、宜しくお願い致します。裏千家 家元  鵬雲斎 宗匠 の 書付 が付いており、「紅葉山」と  が付けられています。 覚入 が最も得意とする、砂釉を用いた 楽焼 のお 茶碗 で、非常に出来の良い 逸品 です。共箱で、共布が付いております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、未使用品に近い綺麗な品物です。この作品のように品物も共箱も綺麗な樂吉左衛門の作品は買取させて頂きます。

このお茶碗は、抹茶で使う楽茶碗ですが、今回ついでに煎茶道具のお茶碗を少し紹介させて頂きます。大きさについていえば、汲み出し茶碗の様な形の内側が白色でやや小さいのが玉露用、大きめなのが煎茶用と区別されるでしょう。お茶の香りや色を楽しむことができるため、玉露など少量かつ低温で飲むお茶に最適です外側の色合いは、やはり 染付 が人気で、特に 古染付 といわれるものが珍重されています。赤絵 をはじめ金襴手のものなど様々なものがありますが、染付のものが最も多いようです。