千葉県いすみ市のお客様より煎茶道具の銀製品で、煎茶盆をお譲り頂きました。
売却作品の説明
写真が20枚あります。くわしくはこちら
横幅約 20cm 縦幅約 26cm 高さ約 0.7cm
重さ約 450g
ホームページを見て直接作品をお持ち頂きました。このようなホームページを見て来店頂く、売却依頼のお客様も沢山おられます。このお客様は観光に来られ、当店のホームページを千葉県の自宅でご覧になられ、ついでに祇園骨董街の当店に来店頂きました。このお客様の地区は海沿いにあり、毎日が美味しい海の幸を頂いてますと話されていました。作品は純銀製品で、長方盆ですが煎茶道具で 煎茶盆 として使われておりました。時代は昭和初期頃のものだと思われます。作者は 彫金家 の小林照雲で、手打ちの 打ち出し 模様が美しく、重量感 があります。採光の加減で白く光っておりますが、綺麗な 保存状態 で傷んでいる箇所は有りません。
最近中国茶の 愛好家 のお客様が沢山おられ、同じ様な道具を使う日本の 煎茶道具 と煎茶道の簡単な説明と紹介をさせて頂きます。煎茶の道具は種類も多く、その名称も耳なれないものが多いようです。同じ 諸道具 でも流派によっては異なった呼び方や、同じ呼び方でありながら別の道具をさしたり、使わない流派もあったり、煎茶道具は使われる人により変わります元々、煎茶の風習が 中国美術 から伝えられたこともあって、最初は、中国から渡って来た道具を主として使用していました。本来、急須 等を用いて煎茶や玉露などの茶葉を用いるのが煎茶道で、また必ずしも 家元 制度をとらない煎茶道においては多数の小流派が存在して、気軽にお茶を飲まれています。日本人に合うお茶と変化して、日本での新しい道具も作られましたが、中国茶の道具、唐具の道具が現在でも珍重されています。
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
-
6
-
7
-
8
-
9
-
10
-
11
-
12
-
13
-
14
-
15
-
16
-
17
-
18
-
19
-
20