九州大分県より宅配買取で金工作品の銀製品の煙管をお送り頂きました。
売却作品の説明
写真が28枚あります。くわしくはこちら
純銀の煙管 長さ約 13cm 胴の太さ最大約 1cm
銀製品の竹の煙管 長さ約 21cm 胴の太さ最大約 1cm
骨董品売却依頼でお電話を頂き、宅配で送りたいと話され、作品の写真をお送り頂きました。いろいろな 古美術工芸品 がありましたが、煙管 が沢山あり、金工作品 の 片切彫 りの逸品も沢山あり、一番先に宅配買取でお送り頂きました。この作品は昔の 職人技 が生かされた 逸品 で、純銀に彫られた見事な手彫りの彫金細工や、整った竹の煙管は、骨董的価値では数倍の値打ちがありますが、最近では禁煙ブームなので、格安価格で販売させて頂きます。時代は明治時代の作品だと思われます。手彫りの彫金細工は 日本古来 の職人技で 金工師 が代々 伝承 した技術です。日本の金工作品は 刀装具 に代表されるように、日本のお家芸で海外の万国博覧会では世界の人々にも人気のある美術品で、また日本でもいろいろな 博覧会 や 個展 に出品されている金工作品が多くあります。純銀の煙管には写真11のように、「純」と 刻印 が入っております。竹の煙管は、写真21、27のように、「村田」と 刻印 が入っております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように、未使用品で保存状態の良い品物です。金工作品 で、象嵌細工 や彫金細工が施された逸品は、高値でお引き取りさせて頂きます。
刀装具や甲冑を見れば分かりますが、金工作品は日本の 伝統技術 で、金工品 に施されている 彫金細工 について少し説明させて頂きます。日本の金工品や刀装具、また 甲冑 で製作する際に必ず使われる製作 技法 が彫金細工です。その種類は、糸鋸や鏨で切り取った「透かし彫り」や、地金を彫り模様や図案・文字を入れる「毛彫り・片切彫」などの種類があります。また、地金の裏から大きく打ち出した後、表から細部を押さえていく「打ち出し」の技法もあります。本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法が「象嵌」です。他には地金の表面に細かい目を入れ金箔や金糸を打ち込む「布目象嵌」などがあります。
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
-
6
-
7
-
8
-
9
-
10
-
11
-
12
-
13
-
14
-
15
-
16 もう一方
-
17
-
18
-
19
-
20
-
21
-
22
-
23
-
24
-
25
-
26
-
27
-
28