12代柿右衛門窯、共箱60点一括40万円、6種類各10点ですが、小丼・10客を紹介します。
買取例の説明
次は小丼の紹介です。
写真が20枚あります。くわしくはこちら
横幅約 11.2cm 高さ約 5.2cm
12代酒井田柿右衛門窯 60点一括販売
一種類十客、6種類全て共箱、
完品、未使用品に近い品物です。
茶道具や骨董品の買取で、「倉庫にある古い諸道具が沢山あるので見てほしい」というご依頼を受け、お蔵のあるお宅をご訪問させていただきました。ほとんど使われず保存されていた12代柿右衛門窯の一式です。ここのお宅では、これらの12代柿右衛門窯の食器は、茶懐石の時に一、二度使用されただけで後は大切に保存されていたようで、保存状態も良く共箱で、中には使われてない未使用品も多く含まれています。これだけ豪華な茶懐石は、一度出席してみたい晴れやかな場面だったと思われます。当時でも柿右衛門窯は著名な作家の逸品で、購入価格も高価な古陶器の品物だったと思われます。
どの古陶器にも言えますが、一般的に釉薬は昔は天然の釉薬を使っており、まったりとした奥深い色が出ます。例えば、陶磁器の白い部分ですが、真っ白の作品は新しく、少し濁ったミルクのような白い色が多くあります。近年の化学顔料を使った作品は、鮮やかな色をしている作品が多くあります。特に染付の色は、青々とした色で、贋物が売られていても、よく見れば素人でも分かると思われます。