茶道具売却依頼で、宮内庁御用達の豊平翠香の棗をお譲り頂きました。
写真が26枚あります。くわしくはこちら
直径約 6.7cm 高さ約 7cm
すっかり時代は変わり、最近では才能は何もしなくてもすぐに開花すると思う若者も多くおられますが、プロスポーツやオリンピックの選手達は口を揃えて言っておられますが、何年も掛り、周りの人に助けてもらい自分の境地に入っていかれるようですが、芸術家も同じでやはり研究し長年の年月をかけ境地に入られた晩年の作品は、高価で取引されているようです。この棗は宮内庁御用達の著名な作家作品で、上記のような過程で認められた名品です。昭和初期の作家で豊平翠香の作品です。宮内庁雅楽部の楽器の蒔絵を主に手掛けておられ、有名な作家です。木製の生地に綺麗に描かれた蒔絵は、昭和の作品では、まれに見る 細密 で丁寧な桜雁の蒔絵です。ご覧のように、さすが宮内庁の昔の 職人技 が伺える名品です。共箱 で栞が付いております。採光の加減で白く光ったり、背景が映り込んだりしておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。
古美術やかたでは、お譲り頂いたお客様に、納得頂くことを第一と考えております。古美術やかたでは、お譲り頂く際には、お客様にお譲り頂く品物の小売価格を表示して、買取価格を決定しております。また、その小売販売価格は、店頭やホームページに掲載して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。