骨董品買取で、刀装具の逸品を売却いただきました。
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直径約 8cm 厚み約 0.4cm 重さ約 140g
特に江戸時代には、諸大名が力を持ち、各大名のお抱えでの職人の地位は低く、銘 や名前を入れることが出来ず、当然、無名の金工作品でも、素晴らしい彫金細工や 象嵌細工 が施され、伝承 された職人技が冴える逸品や名品が多くあります。金工細工の、彫る技法、嵌める技法、打つ技法は、一般庶民が使う諸道具や、印籠、また飾り金具、にも見られ、この時代には、日本独自の金工品がつくられた 古美術工芸品 が数多く残っております。この作品は材質は鉄製で、時代は江戸時代の品物です。鍔の縁には丁寧な象嵌細工が表現されております。透かし模様で、面白い彫金細工が施され、鉄味 の良い品物です。さすがと思わせる、古い時代の、丁寧で味わいのある職人技が冴える逸品です。コレクターの方より、直接買い付けた美術品です。
当店では、共箱から出されてバラバラになっている品物をもう一度確かめ、共箱の状態にしたり、書付や鑑定書、また許可証等を作品と合わせ、完品としたりして完全な状態での買取をさせて頂いております。全て無料で埃や汚れがあっても綺麗な状態にして、査定や鑑定を無料で行っています。お気軽にご相談頂ければ結構かと思います。