売却依頼で、尾鷲神社にお参りも出来て、作品もお譲り頂きました。
買取例の説明
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銚子 高さ約 12.5cm 横幅約 6cm
盃 高さ約 2.8cm 横幅約 4.9cm
亡くなられたお祖父様がリピーターのお客様で、そのお祖父様のお孫さんからの依頼で出張させて頂きました。少し遠くの尾鷲市でしたが、ついでではありますが尾鷲神社にもお参りをさせて頂き、神社境内にある三重県でも有名な2本の巨大な楠は、周囲10mにも達し、樹齢は1.000年と聞いてますが、直に見ると凄い大木でした。このお客様のお祖父様は、尾鷲市から時々当店にも来店いただき、お買い求め頂いており、また地元では有名な コレクター で、相当なコレクションをお持ちです。今回はその品物の一部をお譲り頂きました。この銀製品は時代は昭和初期頃の作品で、丁寧な打つ技法の地模様が施され、昔の 職人技 が冴える 逸品 です。盃 の内側には金メッキが施され、さすが昔に作られた 金工作品 で、簡単ですが彫金細工も丁寧に仕上げられております。箱が付いており、昔の逸品で、銀の変色が見られますが、使用品だと思われます。
鎧兜や刀装具の日本の金工品は日本独自の文化で、古い時代より伝承された技術があり、例えば銅と銀の合金でも黒四分一や白四分一、また四分一と合金の量により、いろいろな種類があります。その種類により色や艶が変わり、独特の仕上がりになります。また象嵌細工や彫金細工にもいろいろな技法があり、嵌める技法や打つ技法、また彫る技法を使い分け、現在の日本の金工品ならではの独特の表現方法があります。日常よく使う道具ですが、このような作品のなかにも日本古来の技術が生きています。
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