茶道具買取で金工作品の純銀製品の霰銀瓶を、お譲り頂きました。
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取手を含む高さ約 22.2cm 摘みまでの高さ約 15.5cm
注ぎ口を含む横幅約 18.7cm 縦幅約 15.3cm 重さ約 797g
この作品は煎茶道具の品物です。材質は純銀製で、手打ちのあられ模様が素晴らしく、重量感 のある作品です。作者は著名な作家で、金工師・山崎光隆(昭和13年生まれ)で、人間国宝の鹿島一谷に師事し、日本工芸会正会員としてその作品に高い評価を受けています。さすが、現在では出来ない地肌の、手打ちのあられ模様が、 日本古来 の端正な職人技の打つ 技法 が冴える 逸品 で、普通のあられとは違い、口の際まで微細なあられ文様を打ち出しており、見事なグラデーションです。内部の底面には桜形の鳴り金も付いております。昔の品物で、少し銀の変色が見られます。簡単に綺麗になりますが、現状のまま販売しております。競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの 逸品 です。写真20 のように、銘 と 刻印 が入っております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、保存状態 の良い品物です。
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