買取実績 buy

金工作品の純銀製品の霰銀瓶をお譲り頂きました。

買取例の説明

写真が24枚あります。くわしくはこちら
取手を含む高さ約 22.2cm 摘みまでの高さ約 15.5cm
注ぎ口を含む横幅約 18.7cm 縦幅約 15.3cm 重さ約 797g

この作品は茶道具のなかでも煎茶道具の銀瓶です。兵庫県たつの市のお客様より売却頂きました。余談ですが、たつの市は美味しい食べ物にめぐまれた地域で行くのが楽しみです。お客様は「たつの市には龍野伝統的建造物群保存地区ができ、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、播磨の小京都とも呼ばれて、兵庫県でもそんな歴史ある一角で先代が商いをしており、古美術品も残っておりました。」と話されておられました。この作品の材質は純銀製で、手打ちのあられ模様が素晴らしく、重量感 のある作品で、高価に買取させて頂きました。作者は著名な作家で、京都の 金工師・山崎光隆(昭和13年生まれ)で、人間国宝の鹿島一谷に師事し、日本工芸会正会員としてその作品に高い評価を受けています。さすが、現在では出来ない地肌の、手打ちのあられ模様が、 日本古来 の端正な職人技の打つ 技法 が冴える 逸品 で、普通のあられ銀瓶とは違い、口の際まで微細なあられ文様を打ち出しており、見事なグラデーションです。内部の底面には桜形の鳴り金も付いております。昔の品物で、少し銀の変色が見られます。簡単に綺麗になりますが、現状のまま販売しております。競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買取させて頂いた、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの 逸品 です。写真20 のように、刻印 が入っております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、保存状態 の良い品物です。近年、純銀製品はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、金工作品の世界では、贋物 が多くあり、諸道具の売却価格は真贋によって大きく異なります。

金工品の中でも特に、明治から昭和初期に作られた銀や鉄の品物が人気です。中でも象嵌細工や彫金細工が素晴らしい作品、また皇室からの下賜品の花瓶、香炉ボンボニエール などは特に人気があります。著名な作家の作品の中には売却価格が数百万もする逸品もあります。細工や技巧では、昔の自在置物のように繊細な職人技を生かした品物は高価にお譲りさせて頂きます。売却をお考えの方や、納得のいくお店で話を聞きたいとお思いの方はお気軽にご相談くださいませ。

 

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