骨董品売却依頼で、金工品の縁と柄頭をお譲り頂きました。
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縁 横幅約 3.8cm 縦幅約 2.1cm 厚み約 1.3cm
柄頭 横幅約 3.3cm 縦幅約 1.7cm 厚み約 0.7cm
突然お電話を頂き、「古美術の世界は、贋作や後作り、も多くあり簡単な世界ではなく、経験豊富な老舗骨董店で、査定や鑑定をして欲しくて電話させて頂きました」と話され、今回の売却依頼を頂きました。お話を聞き思いましたが、最近のネット上では、書けばいい、言えばいいの、鑑定士と言葉が氾濫していますが、我々の業界には、鑑定士と言われる資格は無く、長年の経験と知識が大切な業界です。やはり、高価な骨董や美術品は老舗骨董店にご相談頂くのが一番のように思われます。この 刀装具 の材質は赤銅で、時代は江戸時代のものだと思われます。水辺で人々が船や花で遊ぶ風景の 図柄 です。緻密な 魚子地 が施された地模様に、花や船が 細密 な彫金細工や象嵌細工で施されております。まれに見る素晴らしい金工作品の名品で、日本古来の職人技が冴える逸品です。古い時代の物で、長年使われてきた痕がありますが、ご覧のように、保存状態 の良い品物です。採光の加減で白く光っております。
古美術やかたでは、お譲り頂く際には、お客様に売却頂く品物の小売価格を表示して、買取価格を決定しております。また、その販売価格は、店頭やホームページに表示して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。1日100名近くのお客様にご来店頂き、店頭には常時2000点以上の 古美術工芸品 を展示しており、約80軒の骨董店が軒を連ねる祇園骨董街の中心にある老舗の骨董店だからこそ出来るのです。