茶道具買取で、茶懐石に使う古陶器の錦光山の蓋物をお譲りさせて頂きました。
写真が26枚あります。くわしくはこちら
横幅約 13.6cm 高さ約 8.9cm
売却依頼のお電話で、「倉庫にある古い諸道具が沢山あるので見てほしい」というご依頼を受け、ご訪問させていただきました。ほとんどの 古美術工芸品 は経年劣化がひどかったのですが、煎茶道具はまだ状態も良く、それらの逸品を中心にお譲り頂きました。この作品は材質は陶器で、粟田口で焼かれていた錦光山の焼き物です。時代は明治時代前後にかけての作品です。錦光山は、緻密 な 色絵 が丁寧に描かれており、この作品は、代表する逸品です。もう少し古くなると、古清水と呼ばれ、焼き物のなかでも 名品 で人気があり高価で取引されております。採光の加減で白く光っておりますが、ひび割れ等無く、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。錦光山焼には、作られた時から全て 貫入 があり、器の内側が汚れているのは、そのためです。使用には差し支えないです
古美術やかたでは、売却頂く際には、お客様にお譲り頂く品物の小売価格を表示して、買取価格を決定しております。また、その販売価格は、店頭やホームページに表示して、遠くのお客様でも、ご納得頂けるようにしております。1日100名近くのお客様にご来店頂き、店頭には常時2000点以上の 古美術工芸品 を展示しており、約80軒の骨董店が軒を連ねる祇園骨董街の中心にある老舗の骨董店だからこそ出来るのです。