美術品買取で、骨董品の龍口鉄瓶をお譲り頂きました。
写真が36枚あります。くわしくはこちら
取手を含む高さ約 18.7cm 摘みまでの高さ約 11.5cm
注ぎ口を含む横幅約 16.5cm
美術品のばいきゃく依頼で来店頂きましたが、ついでに持って来られた作品が面白く、一緒にお譲り頂きました。日本の一般的な鉄瓶は南部鉄瓶ですが、関西で作られた作品には人気があります。この 金工作品 の品物は龍口で時代も古く昔の秦蔵六の逸品で、高価買取させて頂きました。秦蔵六は著名な作家の金工品で人気があり、このような古い時代の 共箱 が付いている逸品は人気です。明治から大正時代頃の逸品で、注ぎ口は龍口で、摘みは銀で作られております。さすが、秦蔵六の作品で、丁寧に作られた、日本の昔の職人技が見られる逸品です。全体的に 重量感 があり、彼の作品のなかでも 上手 の 名品 です。
この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、さすが、滅多に見られない作品です。このような日本の骨董品はお譲りさせて頂きます。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように状態の良い品物です。水漏れ等無く、使用可能です。近年はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。古美術やかたは、約80軒の骨董店が軒を連ねる歴史ある祇園骨董街の中心にある老舗の骨董店です。